俺の偏差値1000万

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コンドームをつける実技があるゼミに入ってしまった話

みなさん初めましてポケ勢で最も頭悪い大学に通っている疑惑のあるうんたんです。

みんなもう知っているかもしれないが僕の大学はFランである。どれくらいFランかと言うと2年生の必修である数学の授業で2桁の足し算や掛け算を解かされるくらい。大学2年生の段階で2桁の足し算をやる大学があるだろうか。しかもみんなで答え合わせをするのだ。
ちなみに僕は72-27を50と書いて満点を逃した。

ゼミに入った時、僕はまだこのゼミが何をするゼミなのか知らなかった。ゼミの唯一のタメである、カップルに聞いたら驚きの回答が帰ってきた。
「なんか去年は新宿二丁目でゲイの人にコンドーム配ってたらしいよ」
驚きで言葉がでなかった。
コンドームを配る授業なんて聞いたことも無いし、やりたくもない。
しかし驚くのはまだ早い。

先生が今後の日程について話しているので、耳を傾けていたら、
「来週はコンドームを付ける実技をします」
もう意味がわからなかったし、分かりたくもなかった。
なぜ授業でコンドームをつけなければならないのか。中学生じゃあるまいし、何も楽しさを感じない。
どんなFランでもさすがに授業中にコンドームを付けたりはしない。そんなことは僕でもわかる。本当に学校を辞めたいとさえ感じた。高校の時はもっと楽しいものだと思っていた大学生活はこの時点で終わりを迎えた。


そして当日。憂鬱な気分で教室に入った。先生は持っているトートバッグから大量のコンドームと木の棒を取り出した。どうやらこれにコンドームを取り付けるらしい。
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絵でわかってもらえるか分からないが、木の棒の下半分に布が付けられている。いわゆる包皮である。
一周まわって随分と凝っているな、と感心していた。
ちなみに3回ほど練習させられた。ただただ無心でやった。先輩たちが楽しそうに解説しながら教えてきたけどこちらは何も楽しくないのでほとんど聞いていない。

そして驚きの事実を告げられた。
「再来週の日曜にイベントあるからそこで知らない人に教えてね」
どうやら5月8日に東京のとある場所でイベントがあるらしい。そこでコンドームを配り、さらに「コンドームの付け方、教えます。」といいながら、通行人を捕まえ、布のついた木にコンドームを装着する様を見せるらしい。
恐らく今まで生きてきた中で最もキツイ部類の拷問である。しかも貴重な日曜日である。しかし、留年にリーチがかかっている僕に拒否権はなかった。

そのイベントが終わった後に僕はその街を歩くことはできないだろう…